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2005年09月09日

夏の思い出コンテスト:No.27 夏の監禁事件

忘れもしない、小学4年生の夏。
家族旅行に行ったときのことです。
楽しい思い出をたくさん作り、お昼ごはんを食べ
車に乗り込む前にトイレに行っておくことに。

そのトイレは、入るときに、ちょっと嫌な感じがしました。
やたら、鍵が固かったんです。

長方形の金属の鍵をスライドさせるタイプで、
普通は取っ手がついていると思うのですがその鍵は取っ手部分がついておらず
鍵本体を思いっきり力を入れてスライドさせないと動かないんです。

念のため開け閉めの練習をしてから入り、
いざ出ようというとき、、、予想通り開かない。

何回試しても開かない。あんなに練習したのに・・・!!やっぱり開かない。

「開けてくださーい!!」叫んでも誰も来ません。

楽しかった旅行の思い出が走馬灯のように過ぎ去っていきました。
私は、ひとり、このトイレに置き去りにされる!
今から考えるとそんなはずもないのに、そこは子どものあさはかさ。
恐怖心が押し寄せ、たった数分のことが、数時間のように感じられました。

幸いトイレの壁の上が、少し開いていて
タンクの上によじのぼれば 隣のトイレに飛び移れそうでした。
わんぱく少女だった私は軽々とトイレの壁を乗り越え
無事脱出することが出来ました。

出てきてみれば、
誰かが来るのを待つとか他に方法がいくらでもあったと思うのですが
そのときは、もう一生誰も自分に気づいてくれないのではと思ったのです。

そのトイレは、その後、鍵が開けられないため
ドアを根元からはずさなければいけなかったそうです。
そしてこんな子どもが二度と出ないように、
きっと鍵も固くないものに変えられたことでしょう!

今では良い思い出です。

投稿者:ゆーみん様

投稿者 kobuta : 2005年09月09日 21:25