体験記: アートと保育の融合 ~レイモンド庄中保育園~

先日はスタッフ全員で、
愛知県尾張旭市にある、レイモンド庄中保育園様へ見学に行ってきました。

CIMG6968_GF日常の保育の中に、アートを取り入れようと取り組んでいらっしゃる園で
グッドデザイン賞やこども環境学会デザイン賞をはじめ、
数々の賞を受賞されています。

床・天井・壁は、すべて天然木。
天井・壁はつながってカーブを描いており、
まるで丸太をくりぬいた中にいるような、不思議な感覚です。

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入口から、一番端の部屋までまっすぐつながる長い廊下はギャラリーにもなります。
実際アーティストの作品をお借りしてきて、ずらりと展示することもあるのだとか。

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廊下とつながった、広い空間は、食堂でもあり、多目的室でもあり。
入園式や卒園式もここで行われるのだそうです。

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年齢ごとに分けられたお部屋は横並びになっていて、
ガラスの壁が、まるで全ての部屋がつながっているかのような解放感を生み出しています。

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部屋の天井には、水が雨となって地上に落ちて形をかえていく「みずのたび」が、
レリーフやモビールなどを用いて表現されていました。
このシンプルで、派手すぎない色合いや形が、子どもの想像をかきたてるんでしょうね。

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お部屋の前のプレートには、日本古来の色の名前を使ったクラスの名前が。
園の雰囲気にとても合った、落ち着いた色合いが素敵です。

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園庭も園舎と同じくらいの十分な広さがあり
子どもたちはいつでも園舎から飛び出して広い園庭を駆け回ることが出来ます。

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園のいたるところに、のぞき穴、柱のトンネル。

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作品の展示コーナー、お店屋さんごっこのショーウィンドウ。

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園児たちが生活の中で、ふと自分たちで遊びを生み出すことが出来る工夫が
随所に施されていました。

レイモンド庄中保育園の子どもたちは、
先生たちにカリキュラムを決められるのではなく
思い思いにやりたいことをして、一日を過ごして行くそうです。

実際、見学させていただいている中で、
先生の声はほとんど聞こえませんでした。
先生は子どものサポートをする役割で、
ほとんどは子どもの意欲に任せているのだそうです。

また子どものものといえば、どうしてもポップな色や
いわゆる子どもっぽいデザインの
季節のモチーフやキャラクターが中心になりますが
この園では、必要以上に華やかなデザインは見当たりません。

余計なものは出来るだけ省き、
子どもが日本古来の伝統文化や美しさと、自然に触れ合える、
そんな環境が用意されているように感じました。

私たちも、長年子どもの遊びに関わってきた中で
子どもが自ら考えて創造する、という営みが大切なのではないかと
考えてきましたが、
今回、改めて、子どもの創造力の成長を邪魔しない、大人の関わり方・見守り方
そして身の回りのもののあり方を教えていただいた気がします。

これから、新しい工作を考えていく上でも大きなヒントとなりそうです。

レイモンド庄中保育園様、どうもありがとうございました。

 Information

レイモンド庄中保育園
〒488-0838 愛知県尾張旭市 庄中町1-2-8

2015-03-19 | Posted in おでかけ・体験No Comments » 

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