■メラミン樹脂の安全性について
メラミン樹脂は、すなわちプラスチックの一種です。TUKTUKとしては、正直なところ木のカトラリーをご紹介できれば一番良いのですが、ピクニックに合う、丈夫でお手ごろなものが見つからなかったので、今回は、プラスチックの中でも最も丈夫なメラミン樹脂のカラフルでお手軽なカトラリーのご紹介となりました。プラスチックということで安全性について不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、メラミン樹脂についてちょっとお話したいと思います。
メラミンをはじめ、プラスチック樹脂は、化学物質により生成されています。一番問題なのは、メラミン樹脂には、近年話題のシックハウス症候群の原因として騒がれている、ホルムアルデヒドが含まれているということ。メラミン食器からホルムアルデヒドが溶出する恐れがあるということで、一時食器に使用させないという反対運動が起こったこともあるらしいです。その後、専門家や衛星機関が安全性を保証したため、再び世界で人気を誇る食器として返り咲きました。
ホルムアルデヒドは確かに多量に摂取すると害になりますが、実は日常的に食べている食べ物の中にも含まれています。そして自然に存在する木や生物の多くから発生しており、大気の中にも含まれています。当然、メラミン樹脂以外の食器にだって含まれているのです。建築物の基準などで、ノンホルムアルデヒド、という表現をたまに耳にしますが、自然素材を使用した家でもノンホルムアルデヒドにはならないのだそうです。
ホルムアルデヒドが問題になるのは、あくまで体に害があるほど、自然物質から放出される量よりもはるかに多い量を出すような物質を使用した場合で、通常、日本で定めている基準をクリアしているメラミン樹脂の食器は、基準値よりもはるかに低い量しか溶出しません。メラミン食器を使用して毎日食事をしたとしても、自然物質のみの環境の中で暮らしているときと、ホルムアルデヒドの摂取量としてはさほど変わらないと言えます。また口から摂取したホルムアルデヒドは体内で分解され、排出されるため、体内に蓄積されることはありません。
以上のことを踏まえて、今回、ピクニック用としてメラミン樹脂の食器をご紹介する運びとなりました。実際なぜプラスチック製品がこの世の中にこんなに広まったかというと、やはりお手ごろ価格で、性能が良く、丈夫だということがあると思います。スローライフをうたっている当店としては、出来るだけ自然素材のものを多くご紹介したいのですが、自然素材以外の商品についても、用途に応じて良い点は評価して、楽しい生活を送るための材料として、ある程度柔軟にご紹介していきたいと思います。
ご理解の上、お買物いただければ幸いです。