こぼれ話 子育て

【台風21号】今まで経験したことのない恐怖

投稿日:2018年9月5日 更新日:

皆さんのところは台風の被害はなかったですか?

大阪市西区は、もう、それはもう、ほんとに、筆舌に尽くしがたい強風でした。

結論だけ書くと、会社も家族も大きな被害はなく、皆ちょっと出社が大変でしたが、今日は問題なく業務も行えました。

がっ

私の家は、大きな葉の観葉植物は一瞬で葉がやられてベランダで育てられないくらい普段から強風の川沿いのマンションなのですが、今回の台風で相っ当な風にさらされました。

今日は、あまりの事態に興奮さめやらない私の恐怖体験をお話させてください。

ヤツは突然やってきた

テレビでは散々、二十五年ぶりの勢力だとか、JRも10時に止めるとか言っているので、会社を休業にしてみたものの、朝のうちは平和なもんだったんです。暴風警報は出てるけど風もあまりなくて、皆、学校や保育園休めてラッキー☆彡てなもんだったと思います。

大阪はいつも台風がそれていくんですが、今年はすでに一度直撃して、今までで一番強い風が吹き、怖い思いをしたので、今回はベランダの準備は完璧でした。
物干しざおは降ろし、ごみは拾い、睡蓮鉢以外のものは家の中に入れ、ギリギリまで日に当てたかったグリーンウォーター作成中の飼育ケースは睡蓮鉢の陰に置いておきました。

徳島県阿南市に上陸した、とニュースで言ってる頃から急に風が強くなってきました。
あれ、これ本当にまだそんな離れてる?結構、風ひどくなってきたよ?
そこから30分ほどでどんどん風は強まる一方。すでにこの間一番怖かったと言ってた強風のレベルをはるかに超えてる・・・!嘘でしょーー

 

ジェット機に乗ってるみたい(乗ったことないけど

一番ひどいピークの1時間はジェット機みたいな爆音でマンションがガタガタ揺れ、本気でマンションが折れるんじゃないかと思いました。マンションがつぶれる未曽有の大災害で明日は私たち家族の名前がニュースに踊るのか・・・とか考えちゃう程でした。

窓が風で押されて隙間から水がどんどん入ってくるし、網戸は外れるし、サッシも外れそうになるし、室外機も飛びそうで横倒しになってるし、前の川は4階くらいの高さまで水柱が立ってるし(竜巻??)看板とかわけのわからないものが高速で空を飛びまくってるし!

 

神に祈ってみた

2つの20キロ以上ある水入り睡蓮鉢が飛んで窓ガラスにたたきつけられ、その影に置いていた飼育ケースが粉々に割れた(TT)頃から、6歳の息子がもう我慢できず「怖いーーーーーー!」と、号泣しだしました。

こういうとき、ガラスばりで雨戸もない都会のマンションっていうのは本当に無力なものです。私も命の危険を感じました。

実はそのピークの直前のベランダを撮影した動画が何個かあるんですけど、恐怖が再現するので未だ見られないんです。私も地味に精神に傷を負ったみたいです。

夫と一緒にガタガタ揺れる窓サッシをおさえつけながら、リビングのガラスが割れるのも時間の問題だと思い、息子をガラスだらけのリビングから窓が少ない部屋に避難させました。ガラスが割れてもいいように布団に入っておくよう伝えて、怖い―怖いーと泣く息子に「もう祈るしかない」、と言ったところ、息子が号泣しながら

 

「かみさまぁぁぁぁぁ おねがいしますぅぅぅぅ
たすけてくださいぃぃぃぃぃ

これからぜったいなんでもしますからあぁぁぁぁ
うわあああああん たすけてくださいぃぃぃぃぃ
おねがいしますぅぅぅぅぅ」

と、嘘くさいくらいの祈りっぷり。

心の片隅の余裕のある部分がクスっと笑ってるんだけど、私も泣きたいくらいの風に包まれている恐怖で、さすがにその時には笑いは出てこなかったです。

いま、冷静に思い返すとちょっと面白いんですけどね。

1時間そんな感じで敷き布団の下に潜り込んで真っ赤な顔して(熱中症の方が心配)祈り泣き続けた彼でしたが、徐々にマシになってきた風と、トイレが安全という情報で、トイレにこもりゲームをしてかなり落ち着きました。
その後も、夜泣きをしたり不安定になるのではと心配しましたが、案外落ち着いています。

 

睡蓮鉢が宙に舞う・・・(T T)

水と植物とメダカとエビが入った20キロ超の睡蓮鉢は、南側のベランダから飛ばされて一瞬で角を曲がり東側のベランダに来て、東の窓にぶつかり落ちました。ガラスが割れなかったのが不思議なくらい。
窓とその下は土まみれ、幸い飛んだ睡蓮鉢は2つとも、倒しておいた棚にひっかかって止まり、よそ様にご迷惑をおかけせずに済みました。本当にそれが救いでした。

とても窓が開けられる状況では無かったので、嵐の最中は、飛んで行った鉢が他の家のガラスを破っているのではないかと気が気ではなかったです。窓は土がついているのと、風と雨がひどく、すぐそこのベランダがどうなってるのかもよくわかりませんでした。

ピークが過ぎた後、一時片づけに外に出たときに3匹だけ排水溝にいたメダカ3匹を発見。土を片づけても見つからなかったので、他はどうやら流されてしまったみたいです。

本当にメダカにはかわいそうなことをしてしまいました。
重いからまさか大丈夫だろうと、家に入れるという選択肢を考えもしませんでした。甘かったです…

でも、それは今、無事でいるから出る感想であって、爆風のさなか、もうメダカはいい、自分たちが生きていたらそれでいい、その一心でした。

一夜明けて、管理人さんに聞くと、やはりさらに上の階では風圧でガラスが割れたおうちがあったらしいです。

ホテルもマンションもリバーサイド、台風にはダメ、絶対!!

 

街も大変なことに

風がおさまってから、会社が心配で見に行ってみると、街も大変なことになっていました。


道路をふさぐイチョウの木。嗚呼…イチョウ並木が…


折れて標識にぶらさがるイチョウの木… 落ちたら大変なことに。


広い歩道も大木でふさがれています。


看板もあちこち飛んでます。

そのほか、電線が垂れ下がっていたり、信号が曲がってたり、マンションのベランダがなくなってたり、救急車や消防車のサイレンがしょっちゅう鳴り響き、見慣れた堀江の街がかわいそうなことになってました。

ちなみに、まる一日経った夕方になっても街路樹の状況は変わらず。大阪市全体が大変なことになっているので、回収にもなかなか来れないんでしょうね。結構なメインストリートなのに。

折れてるのが1mくらいの木ならいいけど、どれもこれも大木で、中には10mほどの木も。重機の力を借りないと、人間だけではどうしようもありません。
折れてるだけでなく根こそぎ倒れてるものもたくさんありました。悲しすぎる。

 

正常性バイアスの虜

今回、テレビでは散々注意喚起されてました。風速50mだったらトラックが飛ぶと。まさにその通りのことが起きてました。

トラックが飛ぶんだから、そりゃ20キロそこそこのものは飛ぶでしょうよ!

でもまさか本当に自分にそんなことが起こるなんて思いもしないんですよね…

大阪は大丈夫なんじゃない?という無駄な自信。

これ、災害の時いつも話題になる、正常性バイアスってやつですよね。
私にもバイアスかかってたようです。見事に。

正常性バイアスとは
自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。
wikipedia より

まとめ

自然の猛威の中、なんと人間のちっぽけなことよ。

幸い我が家は停電もなく断水もありませんでした。一瞬怖かったくらいで済んで本当にありがたいことです。今なお、不便な状況が続いていたり、大変な被害にあわれた方も沢山いらっしゃるようで、1日も早く普段の生活に戻れることを祈っています。

この平成最後の年、日本は災害まみれになっていますが、今後、こんな感じですか?ずっとこのペースで行くご予定なんですかね?地球さん?

防災グッズもなんとなく常備はしてるんですが、停電、地震、断水、洪水、高潮、台風、あらゆる角度からもう一度考え直した方が良さそうです。

まだまだヤツ(地球)は、やりますぜ…。皆さん、頑張って、なんとか平成を生き延びましょう!

(9月6日追記)そんなことを書いた途端に、北海道が大変な事態に…。どうか1人でも多くの人が助かりますように。

  • この記事を書いた人

ハマグチ

趣味はメダカ(魚全般)、植物、剣道、キックボクシング。元システムエンジニア。 見えないと言われるけど本当は内向的な一児の母、アラフォー。

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