アクアテラリウム

アクアテラリウムの維持と失敗談そして現在【2018年9月】

このブログは、アクアテラリウムのことで訪問してくださる方がとても多いので、最近の報告をしてみようと思います。

前回の記事から2年3か月

アクアテラリウムVer3

2014年にアクアテラリウムを立ち上げて、2年。 Ver.1 のテーマは、自然循環でした。 照明以外、電気を使わずに自然に循環することが出来るか。 2014年9月に立ちあげて、1年程はそれなりに綺麗な ...

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今はこんな感じになっています。

水槽 30㎝キューブ(水量最大30リットル)

生体は
ネオンテトラ 5匹
ヤマトヌマエビ 2匹
シマカノコガイ 2匹

濾過は結局底面フィルターを諦めて、エーハイムフィルター500

水上の植物はネフロレピス、ガジュマル

水中はハイグロフィラ・ポリスペルマ、ルドウィジア、グリーンロタラ、ウィローモス、ミクロソリウム、その他ちょろちょろよくわからない有茎草

 

あれから2年、何があったのか

アクアリウムでも、アクアテラリウムでも、初めに綺麗に作るところまでは誰でもできるんですよね、問題は綺麗に維持できるかってこと。

大体、アクアの世界っていうのは、小型水槽だと、半年くらいでレイアウトに飽きちゃって解体するマメな人も多いですが、私は面倒くさがりなので出来るだけ長く放置して維持したいです。

ですが、まあまあ色々ありました、この2年。今の形になってからは1年半。安定しています。

 

底面フィルターとの戦い

まず底面フィルターと滝ですが、3か月ほどしか持ちませんでした。

前回の記事にも書いていますが、とにかく何かとよく詰まる!
私はニッソーバイオフィルター+水中ポンプ(テトラ交換用モーター)だったのですが、はじめまだ生体を入れていない段階で、すでに田砂を2回詰まらせて、その後ソイルに変え、フィルターを洗濯ネットで包み、もう大丈夫かと思いきや、今度は半年でガジュマルの根が詰まり、粒がくずれたので結局底床材を大磯砂に変えて、それでもまた根がつまり・・・さすがに力尽きました・・・。

おのれガジュマル!!

実は上に載った流木をどけるのが面倒で、未だ底面フィルターとポンプは埋まったままです。

水中ポンプは、通電すると熱を持ち、水温を2度ほど上げてしまっていたため、夏場は特におススメしません。

 

現在の濾過システム

紆余曲折ありましたが、結局、現在の濾過は、安定のエーハイム500。

水質は本当に安定してます。びっくりするくらい。

 

現在の底床材

まあ別に何でもよかったんですけど、ソイルだと1年に1回は変えないといけなくなるので、崩れそうにない大磯砂にしておきました。

PHは弱アルカリ性で安定しています。

 

現在の植物

植え替え直後は、枯れると思われたネフロレピスが、隆盛を誇っています。


わさわさです。

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逆にトキワシノブは枯れてしまいました。

そして、ガジュマルの強さハンパない。あっという間に水槽中に根を張り巡らせてしまいます。どこでも大木に育つんじゃ?
今回、底面フィルターとの相性は最悪でしたが、濾過なしのアクアテラでは強い味方になること間違いなし。

いずれも4年前の立ち上げ時に購入したものです。

水草は、4年前のハイグロフィラ、ミクロソリウム、ウィローモスに加え、2年前に侘び草のクリプトmixを加えて、その生き残り有茎草がいくつか残っています。放っておくとすぐモジャモジャになるので、たまにトリミングしています。

 

水替え

足し水のみで、水替えはほとんどしていません。ネオンテトラたちに少な目ですが餌もやっているので、流木は黒髭苔まみれです…。 でも生体は、飼って4~5年になるネオンテトラが1匹死んだのみ。おそらく寿命かな。

よく見ると水中部分の美観は損なわれていますが、個人的には、アクアテラリウムは水上部分を楽しむ派なので、わりと今も満足しています。

ちなみに2年前の立ち上げ時に入れていた、レッドチェリーシュリンプですが、どうにも調子が上がらないため、自宅のヤマトヌマエビとチェンジしました。今は家の睡蓮鉢の中で越冬し、めっちゃ増えてます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。立ち上げ2年後っていうか、安定してから1年半後の姿。
結局楽をしたいので、水をたくさん入れて、強力なフィルターを付けてしまいましたが、本当は循環なしでほったらかしでもいけるんじゃないかという気がしています。

アクアでもアクアテラでもビオトープでも何でも同じですが、結局、管理者が何に重きを置くかです。生体だけをとにかく元気に育てたいのか、パーフェクトに見た目を綺麗に保ちたいのか、まあまあズボラに楽をしながら、植物も生体も元気に育てたいのか。

パーフェクトに綺麗に保とうと思っても私みたいなズボラな人は絶対無理ですし、自分が何がしたいのか、何が出来るのかを考えてから、水槽作りの計画を立てると良いと思います。まあ、なるようになるさ!
皆さんも、ぜひ、なんちゃってアクアテラリウムにもチャレンジしてみてくださいね。

  • この記事を書いた人

ハマグチ

趣味はメダカ(魚全般)、植物、剣道、キックボクシング。元システムエンジニア。 見えないと言われるけど本当は内向的な一児の母、アラフォー。

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