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2019年度版、工作と自由研究はこうまとめる!工作キットを使った実例6例

はい始まりました、なが~~~~い夏休み。毎日家にいる子どもの扱いをどうしようか頭を悩ませているお母さんも多いことと思います。

今どき、自由研究がない学校も多いみたいですが、今回は、まだ根強く残る自由研究を工作で乗り越えようと思っているご家庭のための記事です。

ネットでも、本屋さんでも、色々なキットがありすぎて、結局何を選べばいいかわからない方は、是非参考にしてみてください。

 

作ればいいだけ。自由工作タイプ

自由研究というか、自由工作が宿題の場合は、何かを作っていったら良いので、結果物さえあれば良いから別にキットは何でも良いと思うんです。

それでも、いかにもキットを使いましたっていうものより、工夫の証が見えるものの方が、学校受けが良い気がしますよね。

出来上がりの見た目がすごく良いものよりは、「いかにも小学生が頑張って作りました感」が出るものを選びました。

 

木でつくるビー玉迷路

自由度 制作時間 手軽さ

自由度抜群!

工作材料がバラバラに入っており、子どもが自由な発想でビー玉迷路を作る工作キット。とにかくビー玉が通れるくらいの道幅の迷路を作るという事が決まっていること以外は自由に作ってOK。

箱の形にできるよう、フレームの材料は入っていますが、それすら使わなくったってOKです。材料の中身は、メーカーが他のキットを作る時に出た廃材なので、どんな形のものが入っているかはわかりません。もっと細かいパーツが欲しいのに!というときは、のこぎりで切って使うなどの工夫が必要です。

自由工作はゴールを自分で決めるため、こだわればこだわるほど時間がかかります。夢中になるタイプのお子さんにはうってつけ。

簡単に終わらせたい人は

簡単に終わらせたい場合は、パチンコのように、ビー玉を受ける小さな箱のようなものを設置するだけにすれば、複雑な仕掛けを作る必要がないので、早く完成させることが出来ます。

仕上げの工夫を忘れずに!

いずれの場合も組み立て前に色を塗っておくべきです。仕上がりが全く違います。家で自分用に作るものであればどんな仕上がりでも良いですが、学校の課題で出すのならば、色を塗るという過程を省略してはいけません。賞をとったりすることもありますからね!

組み立ててから色を塗ると、上のサンプル写真のようになります。塗りづらいし、時間はかかるし、大変。アクリル絵の具やポスターカラーなどで、組み立て前にザーッと色を筆で塗っておくのが早く仕上げるコツです。

さらにデコシールなどの装飾品を100均で用意すれば、さらに見栄えが良いものに仕上がるでしょう。

ポイントまとめ

  • 手抜きしたいときはパチンコ形式に
  • 組み立て前に色を塗っておく
  • 低学年は、どういうものを作りたいのか、親がサポート(手だししすぎ注意)
  • 仕上げは装飾シールなど併用

 商品ページはこちら 木で作るビー玉迷路

 

アスレチックすごろく工作セット

自由度 制作時間 工夫度

何を作ってもいい、材料だけのセット

こちらはビー玉迷路よりも、さらに自由度が高い、工作材料詰め合わせのセット。
商品名はアスレチックすごろくですが、ビー玉迷路のようにフレームになるわけでもなく、コマやすごろくになるパーツが多少入っているだけで、あとの材料は、とにかく端材の詰め合わせという感じ。はっきりいって何を作ってもいいと思います。

ゲームのルールを考えるのが面白さ

すごろくにするのならば、ゲームのルールを考えるところが大事。紙のすごろくだと、指示を書く場所がたくさんありますが、立体にするなら、1コマが小さくてあまり指示を書き込む場所がなかったり、低学年だと字が小さく書けなかったりと、普通のすごろくと違う苦労があります。

そのかわりに、たとえばコマを色分けしておいて、ピンクは3つ進む、ブルーは5つ戻る、のようにあらかじめ色ごとの指示を決めておくとか、りんごマークはお菓子を食べる、♪マークは歌を歌うなど、絵に意味を持たせておいてもいいですね。ほかにも、おばけが追いかけてくるから橋の上に逃げる、とか、上からコマが落ちたらスタートに戻る、など、立体を生かしたルールも面白いと思いますよ!

自由研究なので、そういうルールを紙にまとめて、一緒に提出するのも良いかもしれません。

まだ低学年の場合は、家族みんなでどんなルールにするか考えて、一緒に作るとより楽しめます。

パーツをカットする必要があるかも

どんなパーツが入っているかは、袋を開けてみないとわかりません。思ったようなパーツがあまり入っていない、というときは、のこぎりでカットして使うことになるかも。もちろん、入っている素材をカットせずにうまく使って作るということも楽しいと思いますよ!

ポイントまとめ

  • 工作よりも、ルール作りがキモ
  • 家族でルールを作って、組み立てるともっと楽しめる
  • 提出時はルールブックも一緒に

 商品ページはこちら アスレチックすごろく工作セット

 

 

貯金箱なら何でもいい場合

夏休み中、何でもいいから貯金箱を作ってくるという宿題、昭和の時代はよくありました。今も貯金箱づくりの宿題ってあるのかなあ、と思って検索したら、やっぱり学校によってはあるみたいですね!

ゆうちょ銀行さんが毎年行っている、アイデア貯金箱コンクールの影響もあるのかもしれません。となると、市販のキットではダメかもしれませんが、一応工作キットの貯金箱もご紹介しておきましょう。

作って持って行ってダメでした~ではショックなので、事前に市販のキットが使えるかどうか、確認しておいてくださいね!

 

ロボット貯金箱 どうぶつ貯金箱

 

自由度 制作時間 手軽さ

前のハンドルを回すと、箱の上のふたが開いて、中に硬貨が落ちる仕組みの貯金箱です。目と手と耳が動くのがまたかわいい。
組み立て自体はすごく簡単ですが、色を綺麗に塗ろうと思うとわりと時間がかかります。組み立て前に塗っておかないと、隅々まで綺麗に塗れません。

材料のベニヤ板もすべてカットされているので、説明書通りに組み立てるだけで簡単です!

どうぶつ貯金箱の方は、見本はうさぎですが、耳のパーツの付け方によって、ねこやくま、いぬなど、色々な動物に仕上げることが出来ます。

からくり部分の仕組みが、説明書に書いてあるので、自由研究のヒントになるかもしれません。このキットをベースに、自分で用意したパーツを足してオリジナル作品に仕上げてみるというのも良いかもしれないですね。

ポイントまとめ

  • キットの提出可な学校向け
  • 自分らしさを出すためには、色や、装飾パーツで工夫を
  • からくりの仕組みも学んでみよう

 商品ページはこちら ロボット貯金箱 どうぶつ貯金箱

 

自動販売機 ダンボール工作キット

自由度 制作時間 手軽さ

市販のキットですが、工夫の余地あり

この夏、最も人気の工作キットといえばコレ。工作キットを使って作るのに、自由度★3にしたのには理由があります。

キットとして作り方は確かに決まっているのですが、中に入れる缶と、自販機自体のデザインについて、結構工夫の余地があります。オリジナルデザインにしてみたり、人気のブランドジュースをまねしてみたりと、デザインするのはかなり楽しいです。

オ〇オンラムネが中に入るサイズというのもポイント高いです。

そして、ダンボールで作る自動販売機というのは、Youtubeなどでも作り方をよく紹介されており、キットを使わずに組み立てる人がいるのです。市販のキットとはいえ、材料は同じダンボールですし、上のどうぶつ貯金箱ほど、「市販のキット感」はあまり出ないかもしれません。
とはいえ、市販のキット禁止、と言われている場合は使わない方が無難だと思います。

中の仕組みはどうなっているのかな?

中は輪ゴムを使った仕組みになっています。ボタンを押すとどうなるのかな?うまく出てこなくなったのはどうしてかな?など、分解しながら色々と勉強してみるきっかけになりますよ。

遊びが広がる!

ボタンを押すとコロコロと缶が出てくるのは、とにかく楽しいです。ひたすら出しては補充して、というのを楽しむ子もいれば、ごっこ遊びに使ってみたり。宿題の提出までに壊してしまわないようにだけ注意してくださいね。

 

ポイントまとめ

  • キットの提出可な学校向け
  • 缶や本体のデザインが楽しい
  • からくりの仕組みも学んでみよう
  • おもちゃとしても十分楽しい♪

 商品ページはこちら 自動販売機

 

工夫の結果をレポートしないといけない、本当の自由研究タイプの場合

これが大変。高学年の場合はこういう本格的なタイプが多いかもしれませんね。作って終わりの自由工作と違って、何かしら調べて「研究」としてまとめあげなければいけません。

実験系の場合は「仮説」「検証」「結果」という流れになるのですが、必ずしもそうしなければいけないわけではありません、何しろ「自由」研究ですから。

上でご紹介した貯金箱のからくりの仕組みでも良いと思いますが、以下2パターンについて、私ならこうまとめる、という例を挙げておきます。

 

海洋ものがたり

自由度 制作時間 手軽さ

海賊船、巻網灯船、タグボートのいずれかが作れるという触れ込みの、船の工作キットです。でもそれ以外の船も工夫すれば作れると思います。ホームセンターなどで追加パーツを購入するだけでなく、身近なものなら、かまぼこ板や割りばし、竹ぐし、つまようじなどもなかなか使えますよ。

テーマを決める

たとえば、親戚に船乗りがいるから、漁船にしようとか、最近ワンピースにはまってるから海賊船にしようとか、海上自衛隊が好きだから護衛艦にしようとか、まずは自分が作りたい船を決めましょう。このテーマを選んだ理由も書くといいと思います。

その船について詳しく調べる

ネットや図書館で、その船について詳しく調べてまとめてみましょう。たとえば、漁船だったら他にどんな漁船があるかとか、どういう風に漁をしているか、どんな特徴があるのか、船のサイズや搭載人数、ほかの船との違い、どういう役割なのか、歴史、などなど。

実際作ってみる

調べた事を元に、工夫しながら船を作ります。頑張って色も塗りましょう!

工夫した点をまとめる

詳しく調べた点を、まとめます。そして、工作に生かした点はどこなのか、難しかった点、うまくいった点、いかなかった点、作ってみた感想なども一緒にまとめると、結構なボリュームになると思いますよ。

 

 商品ページはこちら 海洋ものがたり

 

弾性エネルギー車 基本セット

自由度 制作時間 手軽さ

弾性エネルギーとは、伸びたゴムやばねが戻ろうとするエネルギーのこと。プルバックカーの基本の中身の部分だけがセットになっており、外側のシャーシ部分は紙で自分で作ることが出来ます。シャーシの展開図はキットの中に含まれていますが、自分で工夫しながらオリジナルの車体を作ってみてもいいと思います。

弾性エネルギーについて調べる

弾性エネルギーとは何か?身近なもので、ゴムやバネを動力として動いているものは、どんなものがあるか調べてまとめます。

組み立てる

まずは組み立ててみます。ゴムの力がどう生かされて車を動かしているのか、その仕組みを考えながら組み立てます。

弾性エネルギーの仕組みを知る

車を後ろに引くと、内部の仕組みはどうなるか、手をはなすとどうなるか、簡単に図解して解説します。

まとめ

今回調べたことで、何がわかったか、まとめます。身近なところに弾性エネルギーがたくさん使われていることがわかったはずですので、感想なども入れると良いでしょう。
ついでに、主旨とははずれますが、シャーシは色々工夫したものを何種類か作って、それについてまとめても良いと思います。

 

 商品ページはこちら 弾性エネルギー車

 

まとめ

いかがでしたでしょうか、自由研究のヒントになりそうなことはありましたでしょうか。今回は、工作キットを中心にご紹介してみましたが、また別の機会に工作以外のネタもいろいろご紹介して行きたいなあと思います。

まだまだ続く夏休み、お母さんたち、お互い頑張りましょう!

  • この記事を書いた人

ハマグチ

趣味はメダカ(魚全般)、植物、剣道、キックボクシング。元システムエンジニア。 見えないと言われるけど本当は内向的な一児の母、アラフォー。

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