こぼれ話

ハロウィンホラーハウス、こぼれ話

最近facebookやブログの投稿も、新商品のお知らせばかりになってしまっているので、時には工作こぼれ話と題して、商品開発の裏話や日常のことなど、店長濱口がつづっていってみようと思います^^

 

実は、先日販売開始した、ハロウィンの工作キットの新商品、ハロウィンホラーハウスですが、はじめにカタログに掲載したときは、違った形だったのです。

いまの形 ↓
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発表当初の形 ↓
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商品名も、「ホラーハウスライト」で、LEDライトがセットになっていました。
価格もLEDライト代を含んでいて、今よりかなりお高い設定だったのです。

(8月の初めに、カタログ出来ました~とお知らせしたときにダウンロードされた方は、古い方の情報が掲載されてしまっているので、ご注意くださいね。)

なぜ変わったかと言いますと・・・ふかーい(?)訳がございまして・・・

そもそも、この商品は、ホラーハウスの形に切られた紙に、ステンドグラスのようにセロファンを貼り付け、折るか丸めるかして、ライトスタンドのような形にして、中にLEDライトを入れて灯す、「ハロウィンライト」という設定でした。

新商品の開発にあたっては、まず切りたい形の絵を描き、データで起こして、弊社内であるサンプルカッタ―でサンプルを作ります。

何度も何度も試作を重ねて、コレだ!という形に仕上げて、紙屋さんにデータを出して、金型を作ってもらい、大量生産をすることになるわけです。

今回はかなり制作が遅くなってしまったため現物がカタログ入稿に間に合わず、サンプルの写真で、カタログを先に発表してしまいました。その後に現物が上がってきたわけなのですが・・・

なんと紙の指定を間違えてしまっており、想定していたよりも、紙がかなりしっかりしていて、曲げようにも簡単に曲げられず、かといって綺麗に折るのも難しいという状況でした。

もう少し薄い紙で作り直すか、それとも、このままいくか・・・

冷静に考えてみると、そもそも、ライトである必要があるか?というところに疑問が生じてきました。暗くなってからLEDライトで照らしても、せっかく綺麗にセロファンを貼った色があまり生きないということが判明。

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セロファンのピンクや紫の色は、暗闇では見えません・・・^^;

となると、やはり窓辺で使う方がこの商品の良さが引き立つんじゃ?
実際、窓辺に立たせてみると、紙がしっかりしている分、ピンと綺麗に立ち、貼ったセロファンが、ステンドグラスのように、より美しく見栄えがすることが判明!

さらにライトをなくしたことで、価格もかなりお手頃価格にすることが出来ました。これぞまさに怪我の功名ですね^^

ハロウィンホラーハウス(10人分) 3000円(税込3240円)は、こちらのページにて販売しております。
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  • この記事を書いた人

ハマグチ

趣味はメダカ(魚全般)、植物、剣道、キックボクシング。元システムエンジニア。 見えないと言われるけど本当は内向的な一児の母、アラフォー。

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