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【超簡単】メダカの赤ちゃんを死なせないで育てる方法

投稿日:2018年9月6日 更新日:

メダカの赤ちゃんがたくさん生まれたけど、
いつの間にかいなくなっている…
赤ちゃんが消える…

 

初心者の方から、そんな話をよく聞きます。
それは消えたんじゃありません、残念ながら、死んだんです(TT)
メダカの赤ちゃんは小さすぎて、死んでいてもよほど目を皿にして探さないと見えません。

 

一生懸命育てているのに、なぜ?!

今日はそんな方のために、超簡単に無事メダカを大人にする方法を書きます。

一番大事なのは、生まれて2週間

メダカは平均3か月で大人になると言われていますが、早ければ1か月半で2㎝ほどの大きさになり、産卵を始めます。

その成長スピードを決めるのが、針子と呼ばれる、目をこらさないと見えないサイズの生まれたての稚魚の時に、どのくらいしっかり餌を食べられたか。
生まれて2週間が勝負です。

針子の時は、本当に弱くて、少しの衝撃でも死んでしまうので、出来るだけ早く大きくなってほしいですよね。

でも実は綺麗な水槽での飼育下で針子が消えていく原因のほとんどは餓死なのです。

私も以前はうまく稚魚を育てられず、ナゼ??と思っていたのですが、この夏、9割以上の針子を2か月以内に大人メダカに育て上げ、やはり問題は餌不足だったと確信しました。

だからといって、市販の粉餌をどんどん入れても、あの小さなお口で食べられる量は、ほんのわずか。ほとんどの餌は食べ残され、水を汚し、そして死なせてしまうのです。

 

じゃあどうすりゃいいのよ!?
一日10回くらいに分けて少量ずつ餌をやってください。
健康に大きく育ちます。
働きながら出来るわけないでしょーが!!

 

「グリーンウォーターで育てよう」の罠

そんな答えとして、「稚魚はグリーンウォーターで育てましょう」、と色んなサイトに書いてあります。

グリーンウォーターとは、読んでそのまま緑の水ですよね、よく汚いため池とか川が緑になっている、アレのことです。

メダカや金魚を外で飼っていると、飼育水が富栄養化し、水中の植物性プランクトンがたくさん増えた結果、あのように水が緑色になる事があるんです。

植物性プランクトンがたっぷりある→動物性プランクトンも増える→針子の餌になる

ということで、グリーンウォーターを使うと、安全にメダカを育てられるよ♪

ということなんですが、今、おうちにありますか?グリーンウォーター。ないですよね?
あったらこんなサイトにたどり着いてないですよね?

 

グリーンウォーターの作り方

  1. メダカの飼育水をバケツに入れる(土や草は入れない)
  2. よく日のあたる場所に置く
  3. 約2週間で出来上がり♪

グリーンウォーターに全くならない件について

私も何度もチャレンジしたんですけど、我が家の環境では、まったくなりません。

たぶん、ならない理由はいずれか。

  • 日照時間が足りない
  • 元になる植物性プランクトンがほとんどない
  • 飼育水がキレイすぎる(富栄養化してない)

このあたりかな・・・と。

誰か、グリーンウォーターを持っているお友達がいれば、種水をもらってきて作ることは簡単なのですが、一からとなると結構時間がかかりますし、2週間待っても出来ないこともあるので、そんなに時間をかけていられない!もう稚魚は生まれてしまっている!

そんなときに試してほしいのが、今回おススメする、ゾウリムシです。

 

パーフェクト餌、ゾウリムシくん

この目に見えそうで見えないゾウリムシたちが、めちゃくちゃいい仕事をします。
小学校だか中学校の理科の授業で出会った彼と、こんな形で再会することになるとは。

これを稚魚水槽に水ごと入れると、針子たちと一緒にゾウリムシも泳ぎだします。

針子たちは、おなかがすいたら目の前にいるゾウリムシを食べ、すくすく育っていきます。

これで毎日10回の餌やりから解放されるんです。

針子の成長スピードはすさまじく、餌をたくさん食べることが出来ると、たった1日2日で、目に見えない程小さかった身体はすぐにはっきり目に見えるようになり、ぷりっとおなかが膨らんできます。

生後10日頃の様子です。ゾウリムシをもりもり食べてます。

 

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2週間ほどで、もう1㎝くらいの大きさになり、目玉としっぽしかなかったからだが、ちゃんとメダカみたいにヒレが見えるようになります。
今まであんなに全く育たなかったのは何だったん?っていう感じ…。

 

生後約3週間。少し小さいだけで、親メダカとさほど体つきは変わりません。

 

この育ちっぷり、ちょっとすごくないですか?
ゾウリムシは、夏は簡単に増やせます。はじめの1回だけ投資すれば、あとは自分でいくらでも増やせるのでコスパはめちゃくちゃいいです。

ただ一つ難点が。

蓋を開けるとめちゃくちゃ臭いんです。ドブの臭いです。
花瓶に入れておいた花が腐ってしまったときのあの臭いです。
つまり本当は買わなくても、日常にゾウリムシはあふれているんです。

まあ、臭いはそのうち慣れてきます。そして、目ではよくわからないけど、臭いの強さで増え具合を確かめられるようになってきます。便利~。

 

ゾウリムシの与え方

ミジンコみたいに一匹ずつすくえないし、どうやって与えるの?と初めは疑問に思いますよね。

ゾウリムシ水ごと飼育水にドボドボ入れるんです。

こんな臭いものを水ごと入れて稚魚は大丈夫なの?!と心配になりますが、大丈夫です。入れすぎなければ。

私は飼育容器に1まわしするくらい入れています。

初めは、怖かったらペットボトルのキャップ1杯くらいから様子を見てください。

目視でゾウリムシが泳いでるな~とわかる程度には入れた方がいいです。肉眼で確認するのが難しければ、上の動画のように、スマホで撮影するときに、写真を拡大してみると案外よく映ります。
稚魚たちがパクパク食べている様子がはっきり確認出来て楽しいですよ!

水質が不安な方は、ゾウリムシと一緒にこれも買っておきましょう。

 

私はもったいないので、 3分の1に切って使っています。

元々の飼育容器の大きさがかなり小さければ、ゾウリムシ水の水質によって、水質が変わってしまうこともあるので、慣れるまでは、1日に1回、3日に1回、1週間に1回、など、自分のペースを見つけて、測っておくといいですよ。

PHが酸性やアルカリ性に偏りすぎたり、亜硝酸塩や硝酸塩の値が高くなっていたら、親水槽の水を使って3分の1ほど優しく水替えしてくださいね。

ちなみに粉餌は、私は1cmほどに育つまでは、ほとんどあげません。なんとなく不安だったらあげてもいいですが、マルマル太っているようなら、あげなくてもいいと思います。メダカの様子を観察しながら、餌を増やすかどうか見極めてください。

 

ゾウリムシの増やし方

上にも書いた通り、ゾウリムシは簡単に増やせます。

ゾウリムシは、主に植物が腐りかけているものを餌にして増殖するので、レタスとか、藁とか、豆乳とか、米のとぎ汁とか、色々な方法があります。

がっ!

現代人がてっとり早く増やすためのもの、それはお腹が弱い人の味方、エビオス!

 

そう、これ、ビール酵母から作られてるんですね。知らなかったですね。酵母がゾウリムシの餌になるんです。

他にも強力わかもとでもいいらしいです。お好みでどうぞ。パンを作るイースト菌でもいいらしいです。

おススメは、2リットルのペットボトルに、2~3cmくらいの高さまで、種水となるゾウリムシ水を入れ、そこにエビオスを2錠放り込みます。
指でつまんで入れると雑菌も一緒に入るので、できるだけ直にさわらないようにして入れてください。

そして上5㎝くらいを残し、カルキ抜きした水を入れます。蓋を軽~く締めます。

毎日1回上下逆にして混ぜます。その時は蓋はギュッとしめてくださいね。漏れると大変なんで。
攪拌し終わったら、一度蓋をあけて、また軽くしめてください。

気温にもよりますが、三日~1週間くらいで、水全体が白く濁るくらいゾウリムシが増えます。

ゾウリムシが十分に増えたら、稚魚や親にあげて、減った分、またカルキ抜きした水を足して、と、しばらくは同じボトルで使いまわせます。
増殖しづらくなってきたら、思い切って残りは捨てて、1から作り直しましょう。

光は当てても当てなくてもいいらしいですが、日当たりのよいところに置いておくと、それこそグリーンウォーターのように緑になってきます。
それがダメだと書いている人もいるのですが… 私はわりとこの緑色は好きなんですが。

ただ、ゾウリムシの増え具合は全く分からなくなるため、初心者の方は日に当てないほうがいいでしょう。
プロは嗅覚で増え具合を確かめてください。

 

全滅注意

ゾウリムシは突然全滅することがあります。ペットボトルの中で増えすぎた時や、気温が上がりすぎたときなど。もしもの時に備えて、常に2、3本はストックするようにしておいてください。

一気に3本作ると、同時期に増殖のピークが来るので、何日かずらして、次のボトルを作るようにしてくださいね。

 

ミジンコは?

実は私はミジンコも育ててます。

 

でもゾウリムシよりは培養が難しいです。

ほっといても増えるようになってきたら、ミジンコ容器に針子を泳がせると、何もしなくても、驚きのスピードで針子が育つようになります。これが一番楽ですが、その環境を作るまでちょっと時間がかかるので、今まさに困っている人には向きません。今回は割愛。

 

生クロレラは?

 

こちらも、蓋をあけるとすごい臭いがします。いわゆる、臭いため池のにおいです。

要冷蔵なので、ご家族とよく話し合うか、こんなに臭いものだということはバレないようにして冷蔵庫にしまいましょう。

ゾウリムシやミジンコの増殖に良い、針子にも良い、簡単にグリーンウォーターを作れる、ということで試してみましたが、うちの環境ではすぐに透明に戻ってしまいますし、あまり効果は感じられませんでした。

これを入れるとミジンコが緑になって、食べているんだなというのはわかりやすいですが。まあ、針子を育てるためなら、別になくてもいいかな?

余裕のある方は試してみてください。

 

まとめ

私が思う、最強の餌、ゾウリムシについて熱くご紹介してみました。ただこれは、あくまで、グリーンウォーターを作れず、親水槽にもあまりバクテリアがいないうちの環境では、ということです。

というのも、メダカの稚魚を育てるというと、粉餌ナンバーワンの人とか、グリーンウォーター最強の人とか、いろんな人がいろんな持論を言うものなのです。

人それぞれ飼育環境が違うから、そういうことになるわけで、皆さんのおうちで、本当にゾウリムシが最強なのか?というと、もしかすると違うかもしれません。

ただ、普段働いていて、1日に1回しか餌をやれず、いま現在、針子が育たない~と困っている方は、まず試してみてください。そして、ゆくゆくは、ご自身が一番合うというものを見つけたら良いと思います!

自分の家で生まれた卵が孵って、親メダカまで育てることが出来ると、めだかライフはますます楽しいものになりますよ。頑張ってください!

 

  • この記事を書いた人

ハマグチ

趣味はメダカ(魚全般)、植物、剣道、キックボクシング。元システムエンジニア。 見えないと言われるけど本当は内向的な一児の母、アラフォー。

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