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工作こぼれ話

年賀状を送るということ

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2018年が始まって、12日が経ちました。
十日戎も終わり、お店の方もいよいよ本腰で始動です。

去年からポツポツ書かせていただいている、この工作こぼれ話。
たいてい店のブログなんてものは、店長の自己満足が9割かと存じますが
商品情報ばかりだとなんだか事務的ですし、
今年も気の向くままにポツポツ書きつづって行きたいと思います。

さて、皆様は年賀状を出されていますか?

日本郵便によれば年々発行枚数が減っているそうで、
ピークは2003年の44億5936万枚、2016年は31億4208万枚だそうです。

周りでも、「もう今年からやめた」なんて声がちらほら…。
昭和時代から生きるものとしてちょっとさびしさを感じています。

ちなみに、私個人としては、むしろ時代に逆行し、個人で出す枚数は年々増えています。

というのも、5年前、息子が0歳のときのこと。
ちょうど巷で赤ちゃんの寝相アートが流行っていたので、
まだ歩けない息子を絵の一部に見立てて年賀状にしたのです。
それが好評だったので、調子にのって1歳のときも同じように寝相アートに。

それが自分で言うのも何ですが、本当に私が作ったの?というくらい
すごく素敵に仕上がってしまったのです。

それからというもの、
多くの方から「今年来た年賀状の中で一番だったよ」「来年も期待してるから!」
というお声をいただき、
それを聞いている横の人にも、何それ欲しい!と言われ
毎年、年賀状を出す数は増え、とても嬉しい反面、
年末が近づくにつれ、
「今年は何をテーマにしよう・・・」と、生みの苦しみを味わう日々。

2017年末も多くのプレッシャーに苦しみ、
ついに私事なのにスタッフ総動員でアイデアを出してもらい
年内になんとか完成し、無事2018年を迎えることが出来ました。

まあ、そこまで大きなプレッシャーを感じている方は
そう多くないかもしれないですが
誰でも多かれ少なかれ、「今年の年賀状どうしよう…」
という悩みはありますよね。

ただでさえ忙しい年末、こんなことやってられっか!と
やめてしまう人が増えているのもうなずける気もします。

そもそも、年賀状の良さって何なんでしょう。

親戚や友人の中でも、1年に1回きり、
年賀状を通してしか交流がない人も結構いて
たった数行でもメッセージがあれば、
元気にされてるんだなとか、子ども大きくなったな、とか
お正月からなんだかほっこりした気分になります。

反面、メッセージもなく、写真もなく、
ただ印刷されただけの定型文の年賀状を受け取った時は
若干残念な気持ちになるのは否定できません。

それに、その方との関係性によっては、
家族の写真は送って来ないで欲しいとかいう話も耳にしたりします。

SNSがなかった時代は、人との関係性は、親戚・地域・会社など、場所ごとで区切られ、お世話になった人にはお礼状を書く、年賀状を書く、というのが一般的でした。

でも今や、人とのつながり・関係性は多種多様です。
LINEや、メールアドレスだけ、FacebookやinstagramなどのSNSだけで繋がっていて住所は知らない、逆にSNSは繋がってないけど住所は知ってる、などなど…

SNSのリアルタイムな、あたりさわりのない投稿は
逆にこの人のここまでを見て良かったのかと思うこともあったりして。
コメントを書く時も、他の人にも読まれるし・・・と遠慮してみたり。
簡単につながれる分、逆に心の距離ははかりにくくなった気がします。

そんな中、年賀状は昔と変わらず、1年間にたった1回、薄い紙1枚きりの1対1の関係です。
そして去年書いたことに突っ込むのは1年後という驚くべきアナログさ。
いくらでも連絡をとる手段はあるのですが、そこを、あえて、1年に1回だけにするという。

平成になって30年も経ちましたが、
この、遠い距離感をあえて楽しむという年賀状という文化は、
なかなかオツなものだなと思うのです。

これからも、細々とでも、残っていって欲しいものです。

  • この記事を書いた人

ハマグチ

TUKTUK店長、寺井共創研究所取締役。 趣味はメダカ(魚全般)、植物、剣道、キックボクシング。元システムエンジニア。 見えないと言われるけど本当は内向的な一児の母、アラフォー。

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